指先が不自由だとどのような生活障害が考えられますか?
小銭・箸・ボタン・薬・ペン・トイレットペーパーなどなど。たくさん不便です。
指先に限らず、運動障害は、筋力・関節の硬さ・感覚の問題などが影響します。
ところで、リハビリの基本は簡単なものから複雑なものへ。「段階づけ」と言われています。
能力より課題の難易度が高すぎると①逆に自信を無くす②無理に動かそうとして体が曲がったり肩が上がる、などの代償動作で悪い運動パターンを学習したり、筋肉の緊張が高まったりします。
正しく評価・段階づけして、より良いリハビリを提供したいですね。
写真はつまみ動作(母指と小指の対立動作)タオルを敷いてつまみやすくしています。
ペグや台を置く位置や姿勢、足の位置にも配慮するとより良いです。