こんにちは。江別文京台です!
今日は雪が降る覚悟で朝起きましたが、雪もなくホッとしましたね。
前日の天気予報がはずれ、安心しました。
でも、もう12月なんですよね~・・・。
いつ、ドカッと降って来るのか、気が気じゃありません。
心の準備はできているつもりですが、やはり雪が降らないでいてくれるのは嬉しいところです。
さて、今日の話題は認知症についてのお話をしたいと思います。
利用者様から、最近物忘れが多くて認知症の不安が・・・。とのお話を耳にすることがあります。
認知症を正しく知っていただきたいと思います。
主な認知症の種類は4種類です。
・アルツハイマー型認知症
記憶障害が著しく、最近の記憶(短期記憶)が不得意になるのが特徴です。
~症状~ 少し前のできごとを忘れてしまいます。
ゆっくりと症状が進行します。
本人は病気だという意識が低いため、症状を自覚しにくくなります。
嗅覚が衰えやすく、悪臭に気がつかないことがあります。
・レビー小体型認知症
物忘れは比較的軽いですが、うつ状態や幻視、病状の波(変化)が大きいことが特徴です。
~症状~ 人物や動物、昆虫など詳細な幻視が現れます。
手足の震え、筋肉の硬直などが起こりやすくなります。
歩行が小刻みで、転びやすくなります。
睡眠中に大声を上げることがあります。
・脳血管性認知症
記憶に問題があっても、理解力や判断力がある程度保たれているのが特徴です。
~症状~ 意欲の低下がみられます。
手足の麻痺などの運動障害が起こることがあります。
機能低下がまだらに起こります。
初期には物忘れの自覚があります。
・前頭側頭型認知症
前頭葉が侵されることで意欲や理性、感情をコントロールすることが難しくなります。
自己中心的な性格に変わり、反社会的・反動道徳的な行動をとるのが特徴です。
~症状~ お店の商品を勝手に持って来てしまうことがあります。
決まった時間に同じ行動をとるようになります。
興味や関心が薄れやすくなります。
言葉の意味がわからなくなったり、言葉がスムーズに出なくなったるすることがあります。
最も多いのはアルツハイマー型認知症で、2つ以上の認知症が合併する場合もあります。
物忘れは、年を重ねると誰にでもありますよね。
人の名前が出て来なかったり、買い物に行き必要な物を買い忘れてしまうなど、あると思います。
ただ、買い物へ行った事自体を忘れてしまったり、食べた事を忘れてしまうなどの症状が認知症状と言います。
認知症の発症や、進行を遅らせるためにはどうしたらいいのでしょうか?
いくつか、紹介しますね!
・バランスの良い食事を食べましょう。
・日記をつけたり、本や新聞を読むなど頭を使って脳に刺激を与えましょう。
・禁煙を心がけましょう。
・身体を動かす習慣をつけましょう。
・脳の休息も大切です。30分程度の昼寝はアルツハイマー病の予防に効果的です。
・歯磨き・お口のケアをしましょう。
(よく噛んで食べることで、脳に刺激をあたえるそうです)
皆さんも、ぜひ規則正しく生活をして認知症予防をしていきましょうね!
では、今日はここまでにします。
また、来週お会いしましょう!!!