こんにちは。江別文京台です!
今日は、文京台に通所してくださっている利用者様の多くが悩んでいる「変形性膝関節症」についてのお話をしたいと思います。
なぜ、変形性膝関節症になってしまうのか?
それは、筋力低下、加齢、肥満などのきっかけによって膝関節の機能が低下し、膝軟骨や半月板のかみ合わせが緩んだり変形や断裂を起こし、痛みを伴ってしまう病気なんです。
膝関節のクッションの役目を果たす膝軟骨や半月板が長期間に少しずつすり減ってしまうんですよね・・・。
関節リウマチや膝のケガなど、他の原因によって引き起こされるものもあります。
膝に炎症を起こし、水がたまってしまう、なんて話も聞いた事があるんじゃないでしょうか?
水とは、関節液や滑液とも呼ばれる体液で、異常を起こしてしまった部分の炎症を防ごうとする人の身体が行う防御反応なんです。
なので、炎症を治してあげないと、過剰に水が溜まってしまうんですよね。
日本では「関節に溜まった水を抜くと癖になるので良くない」とされていますが、それは迷信や思い込みだそうですよ!
注射器で何度も水を抜いても癖になるのではなく、抜く抜かないに関わらず炎症が続けば水が溜まり続けてしまうんです。
残念ながら変形性膝関節症の完治は難しいですが、膝周辺の筋力強化を中心とした体操療法、痛み止め内服やヒアルロン酸の関節内注射などの薬物療法、足底板などの装具療法、骨切り術や人工膝関節置換術などの手術療法があります。
痛みの緩和や、軟骨がすり減っていくスピードを遅らせる効果もあるようなので、その方に合った治療法が良いですね。
カラダラボでは、膝周辺の筋力強化運動も行っています!
膝周辺の筋力を強化するためには、太腿の筋肉の強化も必要となってきます。
スタッフの中でも変形性膝関節症と半月板損傷で痛みが伴っている人間がいます。
(私なんですが・・・。)
手術はせず、皆さんと一緒に下肢筋力の強化と痛みの改善のためリハビリをして行こうと思っています!
膝に悩みを抱えている皆さん、一緒に頑張って行きましょう!!!
では、今日はここまで。
また来週、お会いしましょう~!