呼吸には胸式呼吸と腹式呼吸があります。
胸式呼吸は主に肋骨などの胸の骨の胸郭を使ってする呼吸です。
腹式呼吸は横隔膜によって行い、肺全体を使って大きく呼吸できます。
腹式呼吸は胸式呼吸に約3倍の換気(肺のガス交換)が可能です。
腹式呼吸を習得することで健康全般に良く喘息や慢性気管支炎などの
呼吸器疾患や呼吸機能を改善させることができます。
やり方はとても簡単で少しの意識で自宅でも外出先でもできます。
1、手を組んでお腹にあてます。
2、口をすぼめてお腹の底からゆっくり息を吐き切ります。
お腹がへこむことを両手で確認しながら行います。
3、お腹に空気をため込む感じで、鼻から大きく息を吸い込みます。
4、お腹がへこむことを両手で確認しながら、口をすぼめてすべての息を
ゆっくり吐き出します。
この1~4の工程を数回繰り返してみてください!
腹式呼吸は息を吸うときよりも吐くときが重要で、体内の空気を全部吐き出すつもりで
ゆっくり時間をかけて吐ききってください。
腹式呼吸に慣れると呼吸が楽になり、発音も明瞭になり、インナーマッスルも
刺激するのでダイエット効果も期待できます。
若者から高齢者まで幅広く活用できることなので、ぜひやってみてください♪