エアロビクスとアネロビクスという言葉はご存知でしょうか?
この2つのうちエアロビクスは聞いたことのある方が多いと思います。
音楽にのって体を動かすと連想される方が大半だと思います。
この言葉の大きな違いは酸素を使うか使わないというところにあります。
・エアロビクス→「酸素を使う筋肉の収縮」
・アネロビクス→「酸素を使わない筋肉の収縮」
上記の2つに大別されます。
・アネロビクス(無酸素運動)
これは100m競争や瞬発的に筋肉を使う競技で行なわれます。
アネロビクスの目的は筋力を強化し、瞬発力と筋持久力の向上を図ることです。
生活習慣病の予防の観点からアネロビクスを見ると、筋持久力をつけることによって、
正しい姿勢を保つことができるようになり、同じ運動や作業をしても疲労が遅くなるなどの効果があります。
基礎代謝の向上にもつながり、肥満防止に役立ちます。
・エアロビクス(有酸素運動)
ウォーキング、サイクリング、ジョギング、水泳などがあります。
長い時間をかけて心臓や肺を働かせるので、多くの酸素を取り込んで
利用する能力を高める効果が期待できます。
そのため全身持久力を向上させるのがエアロビクスの最大の効果となります。
毛細血管網が発達するので、高血圧の予防や改善がなされます。
さらに、糖代謝や脂肪代謝もよくなり、糖尿病の予防、体脂肪率の低下、
肥満の予防、ひいては動脈硬化、虚血性心疾患の予防につながります。
エアロビクスは継続して行う事、時間をかけることが大切になってきています。
これらの違いを理解して、効率よく組み合わせることがベストです!
冬の寒さに負けないように日頃から少しずつでも体を動かして健康を獲得しましょう♪