おはようございます!
今回は日本人の死因の4番目でもある肺炎です。
一般家庭で生活をしている高齢者でかかりやすい起炎菌は
肺炎球菌が一番多く、次にインフルエンザ菌です。
最近ではインフルエンザの予防接種は当たり前になって
きていますが、肺炎球菌の予防接種はまだまだ普及していないです。
また肺炎球菌が引き起こす主な病気としては肺炎、気管支炎などの
呼吸器感染症のほか、副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などがあります。
この予防接種は高齢者の肺炎の原因のなかで、頻度の高い肺炎球菌を狙ったワクチンです。
肺炎球菌以外の微生物による肺炎の予防効果はありません。
くれぐれも「肺炎球菌ワクチンはすべての肺炎に有効ということではない」ことを理解してください。
高齢の慢性肺疾患患者にインフルエンザと肺炎の両ワクチンを接種すれば、
入院を63%、死亡を81%減らすとの海外報告もあるみたいです。
インフルエンザワクチンとの併用が良いと思います。
予防接種の副作用もあまりなく、インフルエンザワクチン並みに
安全性の高いものになっているそうです。
受けてみたいと思った人はお近くの内科に問い合わせてみてください!
しっかり予防して不安なく生活していきましょう♪