マイコプラズマ肺炎は、5〜35歳の人で最もよくみられる肺炎の原因ですが、
他の年齢層ではあまりみられません。
流行は学校、軍隊、家族などの限られた集団でみられます。
潜伏期間が10〜14日間と長いため、流行はゆっくりと拡大する傾向があります。
この肺炎は、春に流行するのが一般的です。
マイコプラズマ肺炎の初期症状は、疲労感、のどの痛み、乾いたせきなどのため、
インフルエンザに似ています。症状はゆっくり悪化します。
ひどいせきの発作により、徐々にたんが出ます。10〜20%の人には発疹が現れます。
貧血、関節痛、髄膜炎などの神経系疾患がみられることもあります。
症状は1〜2週間続き、徐々に快方に向かいます。
人によっては数週間、脱力感や疲労感が続きます。
マイコプラズマ肺炎は軽症であることが多く、ほとんどの人は治療をせずに回復しますが、
重症化する場合もあります
もし疑わしくおもったのなら近所に呼吸器内科などがあれば診察してもらってください。
今はやっているかぜのRSウイルスでも咳が長引くみたいです。
みなさんも気を付けましょうね!