11月11日、朝。
カラダラボ月寒に、影の管理者兼スーパーアイドル・コンノの声が響く。
「誰っ!!こんなとこにご飯粒落としたの!!」
怒ってらっしゃいます。
常に清潔に保っていたい施設です。怒るのは当然の事です。
だが、しかし、けれども。
不思議な事が。
目線が明らかに私に向けられている。
間違いなく私に向けられている。
利用者様に向ける優しい視線ではない。
睨みをきかる。戦闘態勢の目つきだ。
怖い、そして恐ろしい。
だが、私も日本男児。
思い切って、勇気も持って、視線をコンノに。
そして蚊のなくような声で呟く。
「ぼ、ぼ、僕、今日朝ごはん食べてないんだよなぁ…」
間髪入れずにコンノは叫ぶ。
「じゃあ、誰なのよ!!!!!サカモト以外いないじゃない!!!!!」
私の心は折れました。
ポッキリと、綺麗な音を立てながら、真っ二つに折れました。
泣きながらそのご飯粒を処理しました。
クイーン・コンノの怒りはまだ収まりません。
「昨日、掃除した時はなかったし!!」
「サカモトはよくおにぎり食べてるし!!!」
冤罪はこうして作られていきます。
私の事を何だと思っているのでしょうか。
おにぎりは別に好きじゃないし…
月寒の山下清的な扱いをされております。
そんなこんなで月寒では大掃除開始しました。
年末にいっぺんには出来ないので、少しずつ開始するようです。
頑張ってほしいです。
それではまた次回の更新をお待ち下さい!!